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ニュースリリース

平成19年4月19日

別紙

「連続式温湯消毒設備」の概要

1.連続式温湯消毒の原理


1) 荷受原料は荷受ホッパ(a)に移し昇降機(b)により定量払出装置(c)へ搬送される
2) 定量払出装置(c)から排出された一定量の原料は連続温湯消毒装置(d)のカゴへ供給される
3) カゴは温水槽および冷水槽を経て種籾の温湯消毒が行われる(特許出願中)
4) 消毒後の原料は連続脱水装置を経て乾燥機で乾燥される


2.連続式温湯消毒設備の概要


A:投入部 / 原料タンクから種籾をメッシュ状の搬送カゴに一定量で払い出す
B:温水槽 / 搬送チェーンに連結された搬送カゴを温水槽(60℃)に移送し、カゴ内の種籾を温湯消毒する
C:冷水槽 / 温水槽を通過した搬送カゴを冷水槽(15℃)に移送し、カゴ内の種籾を冷却する
D:水切部 / 冷水槽を通過した搬送カゴを一定の時間、機内で搬送し、種籾に付着した余分な水を落とす
E:排出部 / 排出部でカゴが自動で開き、消毒後の種籾を脱水装置に排出する
F:通風脱水部 / メッシュ状の平面ベルトに消毒後の種籾を乗せて搬送し、ベルト底面からの送風を行い種籾を脱水する


「連続式温湯消毒設備」及び「温湯消毒」メリット

1.連続式温湯消毒設備のメリット

1)人件費削減
種子センターからの乾燥・調製後の種籾をバラ荷受ができ、連続式自動ライン2トン/hの処理能力で短時間・大量処理が可能。

2)種子消毒が安全・安定
消毒装置投入部の定量払出装置は1カゴずつの定量払出が可能。さらに、一定速度で搬送カゴを移送することにより、温水層・冷水層での浸漬において一定量・一定時間の消毒を行う。機械化により人為的ミスのない安全で安定した種子消毒を実現

3)履歴管理が安心
温湯消毒処理中の水温変化はサーモレコーダーで記録する。各工程の生産履歴と併せトレサPCにデータを格納し、個袋認識NO.からデータトレースできるシステムを導入


2.温湯消毒のメリット

1)使用農薬成分低減
温湯消毒の導入により、種子段階での使用農薬成分回数を2成分削減し、安全基準米の生産を推進。

2)薬液コスト削減
薬剤散布式種子消毒機で種子に散布している農薬購入コストを削減。

3)残薬液処理不要
温湯消毒機の導入により残薬液処理が不要(薬液散布種子は生産者により種子容量の2倍用水で浸漬する必要があり、中和剤を使用することが基本となる)


温湯消毒の「個別バッチ処理方式」と「連続自動処理方式」の比較(※)

項 目
A.個別バッチ処理方式
B.サタケ連続自動処理方式
処理能力
2.2トン/h
2.0トン/h
作業工程
非連続式(袋詰⇒消毒⇒脱水)
連続式(消毒⇒脱水⇒乾燥⇒袋詰)
設置面積
446㎡
352㎡
作業人員
22名(管理者1名・袋詰8名・運搬3名・消毒5名・脱水5名)
兼務(種子センター連結のため、管理及び作業者は既存種子センターと兼務)

(※)個人及び育苗センター等で一般に普及している量産型の温湯消毒機(40kg/回)を複数台設置した「個別バッチ処理方式」と「サタケ連続自動処理方式」を比較(社内検討)


「JAなすの種子温湯消毒施設」の紹介

JAなすのは、「平成18年度強い農業づくり交付金事業(競争力強化生産総合対策事業)」により、 同JA黒羽種子センター内に「JAなすの種子温湯消毒施設」を建設し、平成19年4月19日竣工式を行った。 当施設は、消毒・脱水・乾燥・袋詰の工程を全自動ライン化した全国初の連続式温湯消毒施設であり、 種子消毒に薬剤を一切使用せず、一定温度(60℃)の温湯に浸して病原菌を消滅した安全・安心な良質種子を 生産農家へ供給する。

当施設を活用し管内で生産される水稲種子を温湯消毒処理することにより、
①実需が求める安全・安心の米づくりを推進
  ⇒種子段階での使用農薬成分回数を削減し、消費者ニーズに適応した農薬低減の米を生産する
②環境にやさしい水田農業の構築
  ⇒薬液消毒種籾から発生する消毒廃液を皆無にし、地球環境に配慮した持続的農業の推進する
ことを具現化し、当施設を核とした減農薬・減化学肥料栽培をさらに加速させ、より安全で、 より安心な「JAなすの米ブランド」を確立し、栃木県における主米生産地としての責務を果たすことを掲げている


JAなすの ロゴマーク



JAなすの 種子温湯消毒設備レイアウト図(連続式温湯消毒設備と周辺装置)



JAなすの 種子温湯消毒設備フローチャート



連続式温湯消毒設備全景

連続脱水装置側から見た設備



1.事業名/ 平成18年度強い農業づくり交付金事業(競争力強化生産総合対策事業)
2.事業主体/ 那須野農業協同組合
3.施設所在地/ 栃木県大田原市前田454
4.設計施工管理/ 全国農業協同組合連合会 栃木県本部
5.設計施工/ 株式会社サタケ
6.工期/ 着工:平成19年2月1日、竣工:平成19年3月26日
7.対象作物/ 水稲種子
8.総事業費(税込)/ 120,750,000円
9.施設能力/ ①対象面積:11,120ha、②対象数量:400t、③1日処理量:16t、④処理期間:/25日
10.施設仕様/ ①連続式温湯消毒設備:2t/h×1基、②連続脱水機:2t/h×1基、③乾燥機:30石×5基、④自動ネット給袋機:400袋/h×1基、⑤集中操作盤:1式(トレサ機能付)

以上

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)

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