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2017年10月4日

水に流せない話!?

 炊飯作業を簡便・迅速にした画期的なお米「無洗米」。これを大量に生産できる装置を初めて開発したのがサタケ。当社の2代目社長佐竹利彦がその発明者でした。今日につながる本格的な無洗米製造装置(ジフライス)を世に出したのは平成3年(1991年)。しかし遡ること16年前、すでに無洗米装置を販売していたことを知る人は少ないのでは…。


 昭和50年(1975年)に加湿精米装置「クリーンライト」を開発しました。この装置は、白米に霧状の水分を添加し、軽い摩擦力と強風を加えて糠を拭き取るものです。細やかで滑らかな光沢のある白米表面に仕上げることができました。外観品質の向上と共に、米の研ぎ回数が減ることで水の節約になることから「無洗米製造装置」としても売り出しました。(写真はクリーンライトHB40B)


 クリーンライトは精米工場や米穀店に数多く導入されヒット商品になりましたが、無洗米製造装置として利用されることは少なかったようです。現在よりも無洗米としての品質が高くなかったこと、無洗米を求める市場がまだ形成されていなかったことがその要因でした。


 しかし、クリーンライトの技術は、25年後の平成12年(2000年)にネオ・テイスティ・ホワイト・プロセス(NTWP)へと受け継がれました。「革新的技術には価値がある」と言えるでしょう。


 ところで、この「無洗米」という呼び方ですが、不思議だと思いませんか? まるで「洗って無い米」の意味にとれます。「無賃乗車」「無銭飲食」がそうであるように…。では、誰がなぜ「無洗米」と名付けたのか。それは先ほど出てきた佐竹利彦です。利彦が「無洗米」と言い始めて、それが一般化したようです。ではなぜ「無洗米」と呼んだのか? 残念ながらその答えは不明です。初めて無洗米製造装置を作った男の哲学がそうさせたとでも言っておきましょう。


 これ以上の詮索はご勘弁願いますが、無洗米だけに“水に流して”いただけるかどうか…。



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