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ニュースリリース

平成16年3月29日

技術・研究開発

DNAチップによる「米品種自動識別装置」を開発中

---米のDNA品種鑑定が誰にでも簡単・迅速に---

 サタケは、株式会社東芝(※1)の独自技術である電流検出型DNAチップ(※2)とサタケの米品種鑑定技術を融合し, 両社共同で誰でも簡単・迅速にDNA鑑定ができる分析システム(米品種識別装置)の開発を行っています。現在、装置の商品化を進めており、年内の発売を予定しています(価格は未定)。

 
米品種自動識別装置は、従来専門的な技術が必要だったDNA識別工程を自動化したもので、作業時間の短縮と鑑定コストの削減につながります。
 この技術は、米品種鑑定(DNA)分析の基本工程である「DNA抽出」、「DNA増幅(※3)」、「DNA識別」のうち、「DNA識別」に関する新技術です。従来技術は、増幅後のDNA溶液を寒天状のプレートに添加し電気泳動装置で分離した後、そのプレートを薬品で染色し、バーコードのパターンを読んでいました。新技術では、これらの面倒な操作を行うことなく、増幅後のDNA溶液をチップに滴下するだけで全て装置が自動処理しますので、簡単に品種を識別できます。また、別途「DNA抽出」の自動化も開発中であり、この技術との組合せにより「DNA抽出」から「DNA識別」までの全工程を自動化することができます。これにより、従来法では6検体の鑑定(定性分析)に3日程度必要でしたが、専門知識のない人でも1日程度で鑑定が可能となります。なお、開発にあたっては、東芝との共同研究のほか、独立行政法人 食品総合研究所の大坪研一室長の指導も受けました。
以上

※1株式会社東芝(東京都港区芝浦1-1-1、取締役 代表執行役社長 岡村 正)
※2 名刺半サイズのカセットの中に、品種固有のDNAが固定してある基板のこと。増幅されたDNAが基板側のDNAプローブと結合したところのみ電流が流れ、そのパターンから品種を特定します。このDNAチップは、薬剤の効果判定に関する遺伝子解析で実績があります。
※3同一のDNAの数を増やして鑑定(識別)しやすくする作業

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)

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