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ニュースリリース

平成17年7月11日

施設竣工

「クリスタルラボラトリー」が完成オープン

--- お客様とサタケ双方の夢を実現させる新しいタイプの研究開発空間 ---

クリスタルラボラトリー外観

多用途搬送システム

 株式会社サタケ(代表:佐竹利子)では、予てより広島本社に建設中であった新しいタイプの研究開発空間「クリスタルラボラトリー」が完成し、このたびオープン致しました

クリスタルラボラトリーは、「お客様とサタケ双方の夢を実現させる新しいタイプの研究開発空間」です。「お客様一人ひとりが五感で人と食材に関する知識の習得と新しい価値を見出していただく場」であり、「人と食材の関わりの中で全社員が参画し、常に新しい価値の創造を行う場」と考えています。また、この空間における研究開発思想は、食に求められる「安全・安心・美味・健康」のメインコンセプトと、「生きている穀物と人にやさしく」、「連続から非連続へ(多用途搬送システム)」の2つのサブコンセプトから成り立っています。

 このコンセプトから開発された「多用途搬送システム」は、各種穀物加工機械を多用途ラック(棚)内に立体配置し、1トン以下の穀物が入った運搬ボックスが自動搬送機で各機械に搬送されます。そこで加工・選別された穀物は再び運搬ボックスで次工程に搬送されます。異品種混入や異物混入(コンタミネーション)を防止するとともに、穀物へダメージを与えないシステムです。クリスタルラボラトリーでは、このシステムを「共乾施設(籾から玄米へ)」と「精米施設(玄米から白米へ)」の2セクションに分けて設置し、かつ後工程の「炊飯設備(アームラック式)」と「2次加工設備(無菌米飯)」に繋げています。
また、1階から3階に、バイオセンシングやDNA解析などの各種研究室や分析室を集めて、より高度な研究開発を行っているほか、4階には、サタケ110年の歴史が一目でわかる「サタケ歴史館」をオープンさせました。なお、クリスタルラボラトリーは、一般の方や小中学生に学習(お米の学校)や精米体験などを通して、お米のことを広く知っていただける場として、近日中の一般公開(定期的な学習・見学会)を予定しています。

クリスタルラボラトリーの詳細説明

1.クリスタルラボラトリー全体
  • ■ 着工日:2004年2月3日
  • ■ 竣工日:建物2004年10月26日、内装及び全設備2005年7月11日
  • ■ 総工費:13億円(建物:7億円、設備:6億円)
  • ■ 構造と規模:鉄骨造り、地上4階・地下1階、総延床面積3、200 m2、高さ22m、大試験室1、000 m2、研究室延床面積600 m2、サタケ歴史館床面積200 m2

2.多用途搬送システムと炊飯及び2次加工設備
■ 概要:

従来の精米工場は、各機械を平面設置し昇降機やネオコンにより穀物自体を搬送(移動)させていた。多用途搬送システムでは、各機械を多用途ラック内に立体配置し1トン以下の穀物が入った運搬ボックスを目的の場所に自動搬送機で搬送し、異品種混入・異物混入(コンタミネーション)を防止するとともに、穀物へダメージを与えないものとしている

■ 施設構成:
  1. 共乾施設(ラック式乾燥システムを基本とした、荷受・粗選・計量・乾燥・調製・精選)
  2. 精米施設(玄米精選・ブレンド・精米・精選・無洗米加工・計量包装)
  3. 炊飯設備(アームラック式を基本とした、配米・加水・浸漬・調味・攪拌・炊飯・蒸らし・酢散布・反転ほぐし・釜洗浄)
  4. 2次加工設備(無菌米飯加工)
■ 多用途搬送システムの特長

 (1) シンプルなブレース構造と多用途搬送システムの融合による建設コストの削減
 (2) 多品種少量生産への対応及び生産性の向上・・・従来の大型タンクから1トン単位の運搬ボックスへの移行により、多品種少量生産への対応が可能となる
 (3) 高品質米の生産・・・お米を容器(運搬ボックス)ごと目的の場所に運ぶので、お米にとって非常に優しく理想的。お米自体の移動距離が少ないので水分ロス・砕米ロスが低減できる
 (4) ランニングコストの低減・・・搬送設備、集塵設備、エアー設備の動力削減が行え電気料金が削減できる
 (5) 安全・安心・美味・健康・・・運搬ボックスにより、異品種混入・異物混入を防止し安全・安心を提供する。物流業界の色々な場面で使われている物流倉庫を応用しているので、全ての運搬ボックス内のお米の履歴を把握しておりトレーサビリティ(生産履歴)が容易にできる。原料・製品の工場内保管期間の短縮やお米をソフトに搬送すること、及び最適な温度で保管・管理を行うため新鮮な美味しいお米が提供できる

3.研究室(研究内容と目的)
■ DNA鑑定(1F)
  米のDNA受託検査による正確な品種の鑑定
■ 化学構造解析(1F)
  科学的手法を利用した穀物全般(有機物)の食味解析による食文化の貢献
■ ミクロ形態解析(1F)
  ミクロ構造の形態解析による未来技術の創出


■ DNA解析(2F)
  穀物の遺伝子レベル解析を利用した品種の特性究明による新分野への展開
■ 化学分析(2F)
  センサ技術を利用した人間の官能解析によるご飯の新しい食味評価の確立
■ バイオセンシング(2F)
  バイオテクノロジー応用検査機器開発による食の安全・安心の確立

■ 穀類特性分析(2F)
  穀類の成分簡易光分析とリモートセンシング開発のための基礎データ採取用化学分析作業
■ 食品物性測定・加工(3F)
  穀物の性質分析、異物分析、食味分析
■ フードケミカル分析(3F)
  食品の化学分析による美味しさについての提案
■ 微生物分析(3F)
  微生物(細菌)検査・HACCP・殺菌技術及び環境に関わる分析による衛生管理・品質管理の提案・指導

4.サタケ歴史館
■ 目的:2006年3月3日、創業110周年を迎えるにあたり、一世紀以上に亘るサタケの歩みと歴代経営者、先人達の功績をとどめ後世に伝えるためにオープンした
■ 展示内容:歴代経営者の略歴、サタケの年表、エポックメイキング的な開発機種の実物約20点、各時代の商品カタログ、二代目社長利彦の描いた油彩ポスターなどを展示

5.お米の学校(定期的な学習・見学会)について
■ 目的:一般の方や小中学生などに、設備の見学や学習(お米の学校)を通して、お米のことを広く知っていただける場とする
■ 公開日:近日中公開(8月を予定)、原則として週1回開催予定
■ 見学コース:基本コースとして、2時間コースと小中学生1.5時間コースを用意。お米の学校(学習)と施設の見学、精米体験などを行う。基本コース以外は別途相談
■ 申込方法:原則として見学希望日の3週間前までに、電話、ファックス、eメール、ホームページの申込ページ(準備中)にてサタケ広報室に申し込む


お米の学校について


新しいタイプの研究開発空間「クリスタルラボラトリー」のオープンに伴い、一般および小中学生などを対象にした学習・見学会『お米の学校』を定期的に開催することにしました。
これは、お米の学習や精米・炊飯体験などを通じて、食育の支援をさせていただくもので、下記の要領で実施します。
      
        記

1. 開始時期: 本年8月(現在準備中)

2. 開催日程: 原則として毎週1回 13:00-
(但し年末年始、ゴールデンウイーク、お盆の時期を除く)

3. 学習内容: 概要は以下のとおり
(1)お米に関する情報提供と学習
   1.米食の現状や栄養学、2.美味しいお米の選び方
   3.美味しいご飯の炊き方、4.お米の栽培について
(2)精米・炊飯の体験
   小型(家庭用)精米機での精米や炊飯・試食体験(実習)
(3)その他
    1.最新機械設備の見学(クリスタルラボラトリー)
    2.精米機など米加工技術の発明・発展史の学習(サタケ歴史館)

4. コース:
(1) 2時間コース
    1.サタケの概要紹介(10分)、2.お米の学校:学習(40分)、
    3.クリスタルラボラトリー見学(30分)、4.精米・炊飯体験(40分)
(2) 小中学生1.5時間コース
    1.お米の学校:学習(30分)、2.クリスタルラボラトリー見学(20分)、
    3.精米・炊飯体験(40分)
(3) 上記標準コース以外(別途相談)

5. 申込方法: 見学希望日の3週間前までに以下の方法で広報室に申し込む
(但し、応募人数や施設の都合上、開催日時が変更される場合あり)
(1) 申込方法:電話、ファックス、eメール、HPの申込ページ(準備中)
(2) 必要事項:希望日時、希望コース、団体名と代表者名、連絡先
(3) 広報室連絡先:(TEL) 082-420-8501、(FAX)082-420-8701、
(eメール) koho@satake-japan.co.jp
(HP) http://www.satake-japan.co.jp/

以上

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)

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