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ニュースリリース

平成18年10月23日

共同研究

タイの大学にサタケバイオマスガス化発電設備設置

--- 10月16日 共同研究の目的で開所式を挙行 ---

 

開所式の様子(左端がバイオマスガス化発電設備)

開所式の様子(左端がバイオマスガス化発電設備)

 サタケは、タイ国スラナリ工科大学へ共同研究用のバイオマスガス化発電設備を設置し、10月16日に同設備前で開所式を挙行しました。開所式には、タイ王室のシリントーン王女ご臨席の下、大学側やサタケの佐竹利子代表、サタケタイランドの吉岡宗男社長ら関係者約100名が出席しました。


 サタケは、2002年にインド科学院とバイオマスガス化発電設備について技術提携を行ない、日本を含めたアジア数ヶ国での独占販売契約を結びました。その後、タイ国における実験プラント設置を検討中の2005年6月に、スラナリ工科大学より設置場所の提供があり、併せて共同研究契約を締結しました。同年9月、バイオマスガス化発電施設の工事を開始し、11月に工事完了。12月より施設の運転調整、基礎試験を経て、このたびの開所式に至りました。
 今後、同大学とサタケは、様々なバイオマスについての実証試験を行なうと共に、生成されたバイオマスガスの用途研究を行う予定です。また、発電設備だけでなく、原料の調達を含めた総合システムの構築も視野に入れています。なお、同方式のプラントは、現在海外で35プラント、日本国内では2プラントが稼動中です(日本ではサタケ本社内と広島環境研究所に設置)。
 なお、サタケは、1984年にタイのプミポン国王主導の農村振興プロジェクト「カオ・ヒン・ソン プロジェクト」に対し、小型精米プラントを寄贈した経緯があり、この寄贈式典に国王の次女であるシリントーン王女もご臨席されました。佐竹利彦名誉会長が国王を案内している当時の写真をご覧になったシリントーン王女は、「式典には国王と一緒に参加していました。とてもよく覚えている」と感想を述べられました。

 

<参考> バイオマスガス化発電設備(スラナリ工科大学設置タイプ)

1.仕 様

(1)ガス化炉方式:オープントップダウンドラフト方式(※1)のガス化炉
(2)発電容量:100kW
(3)燃料:籾殻 130kg/h、木屑 100kg/h

2.特 長

(1)高効率:電気に変換する熱効率が良い(約20%:一般には約10%)。
本体の自己消費電力も低く、発電量の約15%(一般的には20%以上)
(2)燃料の多様化:燃料は、籾殻・木屑・オガ屑・サトウキビの搾り粕・ヤシ殻・乾燥草・紙くず・コーヒー粕など多くのものが対象として挙げられる
(3)クリーンなガス:オープントップダウンドラフト方式では、熱分解生成ガスが900℃以上の燃焼部を通過する。そのため、タールや酢液などの大部分が分解され、クリーンな生成ガスとなり、発電用エンジンに悪影響がない

3.ガス発生原理

(1)発生ガス:発生する可燃性ガスは、主に水素ガス(H2)、一酸化炭素ガス(CO)、メタンガス(CH4)
(2)発生原理:籾殻や木材などのバイオマスは、ガス化炉の上部より投入する。上から「乾燥→熱分解→酸化→還元」の反応が起こり、還元工程では水素ガス(H2)、一酸化炭素ガス(CO)、メタンガス(CH4)が生成される


(※1) 原料バイオマスが上から下に流れる縦型固定床のガス発生炉で、上部より乾燥、熱分解、酸化、還元の各層を形成し、還元層でガス化される。酸化層は900℃以上に達するため、得られたガス中には、タール・PMが少ない特徴があり、ダイオキシンの発生がない

 

シリントーン王女にお土産を献上する佐竹代表

 

シリントーン王女に設備の概要を説明する佐竹代表

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)

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