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ニュースリリース

平成17年8月22日

ユーザー紹介

ユーザーの声「日本列島北から南から(5)」―四国編

--- 乾燥機・籾摺機 -愛されて40&30年キャンペーン記念- ---

 サタケは、農家用の循環型乾燥機誕生40年、揺動式籾摺機誕生30年を記念し、現在、『愛されて40&30年 日本のロングセラー サタケの乾燥機・籾摺機キャンペーン』を実施しています。このキャンペーンの記念として、日本各地のユーザーを訪問し、米づくりに対する思いや取組みなどについて語っていただきました。今回の訪問先は四国(愛媛と高知)です。

1.愛媛県 工藤清志氏

工藤清志氏とザンビアからの外国人研修生

クドウグリーンテック

工藤氏と同級生の四国クボタ西条営業所・大西所長(左)

先進的な農業技術を海外研修生に伝授

<ユーザープロフィール>
工藤清志(くどう きよし) 氏 53歳
住所:愛媛県
ディーラー:四国クボタ西条営業所 大西徳久所長

 国道11号線を松山市内から車で走ること90分、西条市内に入ると大きな温室と「クドウグリーンテック」の看板が目に飛び込んでくる。店内にはさまざまな花・野菜の苗、園芸用品がずらりと並べられている。

 この「クドウグリーンテック」を経営するのは工藤清志氏。土づくりから苗の生産・販売まで、全て自社で行っている。しかし工藤氏が経営するのは種苗・園芸用品の販売だけではない。稲作農家として水稲を12ha作付けし、さらに受託作業として約40haの作付け・収穫・調製作業を行っている。愛媛県内でも有数の大規模農家だ。

 ここまで規模を拡げてきた秘けつは、「誠心誠意やることです。お預かりした米を自分の米のように大切に調製しています。それ以外にはありません」という。信用こそ命、これが30余年にわたる農業経営の中で培った工藤氏の信念だ。乾燥調製は個別処理で、それぞれの籾を大切に仕上げる、そこに人気が集まる理由がある。

 籾乾燥にはGDR68CZPをはじめ8台の乾燥機を使用、全てサタケ製だ。籾摺機もHPS60FCを使用している。倉庫の奥には、今は現役を退いているSPS44Dライスマスターが鎮座していた。これは今から約30年前にサタケが初めて開発した農家用揺動選別籾摺機だ。工藤氏は就農以来、サタケ一筋だという。「なぜサタケかって?そりゃ機械に信頼が持てるからですよ。サービスマンの対応も早いし。昨年の水害では機械が水に浸かってしまったが、迅速に対応してくれたおかげで助かりました」なるほど、信用第一でやってきた工藤氏としては当然の結論と言えよう。

 そんな工藤氏も、学生時代は農業をする意志はなかったという。「アメリカへ研修に行ってからガラリと考えが変わりました。アメリカ式農業のスケールの大きさを目の当たりにして、いつか自分もこのような農業をやってみたい、そう思ったのが就農したきっかけです」その時の思いを胸に地道な努力と信頼を積み重ね、規模を拡大してきた工藤氏。しかし現在は規模拡大だけが目標ではないと話す。「これからは反収を下げてでも品質の向上を目指したい。減農薬や有機栽培にも取り組んでいこうと思っています」。

 また、単に生産をするだけではなく自分が作ったものを直接お客様に販売したい、その思いから種苗・園芸用品の販売にも乗り出した。土づくりから丹念に取り組む姿勢が、顧客の評価にも結びついているようだ。将来は米についても、直接販売していきたいと考えている。

 10年ほど前からは外国人研修生の受け入れも行っている。自分自身がアメリカで勉強させてもらった、その恩返しが少しでもできたら、との思いからだ。これまで主にASEAN諸国などからの研修生を受け入れてきた。今工藤氏のもとで働いているエラース・バンダさんはザンビア出身。籾摺作業は彼が担当している。また工藤氏は地元の農業高校で評議員を務めるなど、後進の育成にも尽力している。

 農機担当セールスの四国クボタ西条営業所・大西徳久所長は「サタケは営業所が県内にあり、サービスの対応が早い。工藤さんも、製品・サービス共に満足してもらっているようです」と話す。ここ西条市は石鎚山系の伏流水によって昼夜の寒暖の差が生まれ、良食味の米が穫れる地域。その利点を活かしながら、品質向上を追求する工藤氏の挑戦はさらにつづく。

2.高知県 北 正幸氏

ソラーナの前で北正幸氏

8インチ籾摺機と北氏

四国クボタ野市営業所の野々下所長

こだわりの独自ブランド米「よさこい舞」

<ユーザープロフィール>
北 正幸(きた まさゆき) 60歳
住所:高知県
ディーラー:四国クボタ野市営業所 野々下祐介所長

 日本有数の超早期米生産県である高知県。収穫も近い7月初旬、高知県野市町の有限会社北らいす、代表取締役の北正幸氏を訪ねた。田圃では、早くも垂れ下がった稲穂が一面に広がっていた。倉庫に入ってみると穀物乾燥機がずらりと並んでいた。「今年は極早生の収穫を7月20日頃から始めます。晩生の収穫・調製が終わるまで長丁場の仕事になります」。そう話す北氏の表情には意気込みが感じられる。

 北氏の所有する田圃は約15haだが、受託作業分を含めると100haを超える。耕耘から田植え、収穫、乾燥調製と、一連の作業すべてについて請け負っているが、中でも多いのが収穫および乾燥調製だ。特に乾燥調製を依頼する顧客は年々増加傾向にある。北氏のところでは、乾燥調製はすべて個別処理で行っている。自分が作った米を食べたい、そういった要求はやはり強いようで、シーズンになるとほぼ毎日、11台の乾燥機と1台の籾摺機がフル稼働だ。乾燥機は古いタイプから新しいタイプまで、ひととおり揃っているが、中でもメインとして使用しているのはサタケのグルメドライヤー(GDR)、マジックドライヤー(RMDR)、ソラーナ(SDR)だ。

 乾燥調製において、北氏が最も重視しているのが「食味」だ。乾燥する時には温度を低めにして、じっくり時間をかけて仕上げる。また、これまで乾燥機を導入する際は、まず食味を第一に考えて選んできた。そうして出た結論がグルメドライヤーであり、昨年導入したソラーナだった。お客様から預かった米は、優先して遠赤乾燥機で仕上げているという。では実際使用してみてどうだったのか。「食味の面で遠赤乾燥機は優れていると思う。お客様からも『美味しかったよ』という声をいただいています」。

 また昨年は初めて乾燥機無料点検を受けたが、まさか本当に来るとは思っていなかったので驚いたそうだ。事前点検の重要性がよく理解できたとともに、メーカーに対する信頼度がより高まった。今後もぜひ続けてもらいたいと話していた。農機担当セールスの四国クボタ野市営業所・野々下裕介所長も「アフターサービスが良いので、サタケの製品は安心してすすめることができる」と話す。販売店、ユーザー共に、製品の性能に加えてアフターサービスの充実度を重視している姿勢がうかがえる。 籾摺機は以前サタケの6インチHPS60Fを使用していたが、4年ほど前に8インチのGPS8000に入れ替えたという。「仕上がりは思った以上に良い。能力も十分だし故障も少ない。ロールの減りも少ない気がする」。非常にご満足の様子だ。

 北氏が就農したのは昭和40年頃、当初から機械化には意欲的に取り組んできた。昭和46年頃に3条刈りコンバインを導入して以来、徐々に刈り取りの委託を受けるようになった。平成7年には農業経営基盤強化資金(スーパーL)を活用して、ライスセンター移転新築、乾燥機の増設を行い、その後も設備の増強を図ってきた。また、生産した米は以前からも直接販売を行ってきたのだが、平成11年頃からは独自ブランドである「よさこい舞」として販売を開始した。当初は高知県内での販売だったのが口コミによって広がり、現在では大阪や北陸の米穀卸業者にも販売している。

 北氏は、折を見ては他の産地へ視察に出掛けたり、機械・設備メーカーへ見学に行ったりして、最新の技術や製品についての情報を収集している。「もっともっと機械化を進めて、品質の良い米を楽に生産したい」。最近では色彩選別機や包装・パレット積みの自動機などに関心を持つようになった。また紙袋に代えてフレキシブルコンテナでの輸送も検討したいと話す。「まず乾燥調製作業の増加に対応するため、乾燥機の増設をしていく。そのときはもちろん遠赤乾燥機のソラーナですよ」。

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)

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