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お知らせ

2017年8月23日

生産者向け情報

日照不足・低温時の乾燥・籾摺作業 注意点

~ 北日本から東日本の太平洋側の皆さまへ ~

今年の気象予測による籾への影響は・・・

 北日本から東日本の太平洋側では曇りや雨の日が続き、深刻な日照不足が続いています。日照不足と低温により、収穫した籾に未熟粒(シイナを含む)・立毛胴割・開エイ(籾殻が開いている)・水分ムラが多くなることが予想されます。このため、以下の点に注意して乾燥・籾摺り作業いただくようお願いします。

乾燥作業についての注意点

  • 早狩りは未熟粒や水分ムラが多くなり、刈り遅れは立毛胴割や開エイが多くなります。今年は日照不足等により登熟が緩慢であると同時にばらつきが見られることから、適期を総合的に見極めて刈り取りを行ってください。
  • 刈り取った籾の性状(立毛胴割・開エイ・未熟粒はないか)を、よく確かめてください。
  • 収穫時の籾の状態を確認し、立毛胴割・開エイ・未熟粒が多い場合は、〔乾燥速度〕を下表(A)または(B)に設定し、低い温度でゆっくり乾燥してください。
  • 水分ムラ(バラツキはば)が多い籾は、〔仕上水分〕を0.5~1%高く設定し、〔乾燥速度〕を下表(A)または(B)に設定し、ゆっくり乾燥してください。時間にゆとりがあれば(C)の「2段」乾燥(18%で5時間休止する調質運転)をすると、よりよい結果が得られます。
乾燥機型式(A)(B) (C)
SDR-SPシリーズふつうまたはゆっくりゆっくり調質
SDR-MPシリーズふつうまたはゆっくりゆっくり調質
SDR-CP/LPシリーズふつうまたはゆっくりゆっくり調質
SDR-SEシリーズややゆっくりゆっくり2段
SDR-ME/LEシリーズややゆっくりゆっくり2段
RMDR-SX/MX/LDシリーズややゆっくりゆっくり2段
RMDR-SD/MDシリーズ標準外Bまたは遅い標準外Cまたは特殊2段
GDR-VZ/SZ/MZシリーズややゆっくりグルメ2段
  • 停止時の水分を手持ちの水分計で確認し、水分が高い場合は仕上乾燥をしてください。なお、水分測定回数は、できるだけ多くしてください。
  • 乾燥しすぎて14.0%以下の過乾燥となると、胴割米がさらに増加します。
  • 毎年初回の乾燥、または品種が変わった場合は過乾燥を防止するため、希望の仕上水分設定よりも0.5~1.0%高く設定して乾燥を行ってください。乾燥終了後、排出する前に籾水分を手持ちの水分計で水分を測定して確認してください。その結果により2回目以降の仕上水分の設定を行ってください。


籾摺作業についての注意点

  • ロールを閉めすぎると、過負荷になって能力が低下するほか、砕米が増加しやすくなりますので、ロールは必要以上に閉めないでください。ロール隙間制御自動タイプの型式についても、ロールの隙間を任意で調整することができます。

  • シイナが多い場合、2番口リターン装置の切換レバーを「排出」にします(4 , 5インチの場合)。

    2番口リターン装置からシイナが多く出る場合、風量調整シャッタのツマミを右に動かし、風量を多くしてください。
    (籾殻ダクトより、シイナが排出されます)

  • 木切れや石が混入していると、返り籾スロワの部品が破損しますので、大きな異物はできるだけ取り除いて籾摺りしてください。

    異物が多量に循環した状態で運転を続けると、スロワのハネとスロワケースの間に異物が挟まり、スロワのハネを変形させ、スロワの詰まりの原因となります。念のために、スロワのハネの予備部品を用意するようにしてください。

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