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一般的には、洗わずに炊けるお米のことを無洗米といいます。
ただし、製造方法の違いにより、1〜2回軽く洗ったほうがよい白米でも無洗米と呼称するものもあります。
研ぐ必要のない無洗米か、軽く洗ったほうがよい無洗米か、購入の際に確認が必要です。
なお、サタケのSJR(スーパージフライス)、TWR(ティスティ・ホワイト・ライス)は洗わずに炊けます。
豆知識
米穀公正取引推進協議会では、無洗米を次のように定義しています。
(1)品質基準:無洗米(うるち精米およびもち精米のうち、洗米せずに炊飯に供することを目的として特別に調製されたもの)の製造にあたっては、濁度測定方法による計測値を40ppm以下とするとともに、一般精米と同等の品質を確保する。
(2)炊飯の際、水洗いを必要としない程度に精製されていること、また専用装置で処理する前の精米と同程度の食味であること。
<試験数値としての基準>
洗米水乾固物試験法により試料100gの乾固物が0.60g以下
※ただし、乾式研米仕上方式では0.9g以下
洗米水濁度試験法では濁度が試料20g中70ppm以下
※ただし、乾式研米仕上方式では90ppm以下
A2 無洗米製造装置は大きく分けて4種類あります。
(1)水でヌカをとる方式 (加水精米仕上方式) <サタケSJR>
(2)ブラシなどで研米する方式 (乾式研米方式)
(3)タピオカでヌカを取る方式 (新精米仕上方式) <サタケNTWP>
(4)ヌカでヌカをとる方式(特殊加工仕上方式)
乾式研米方式は1〜2回軽く洗米して炊飯されるようです。
A3 無洗米については戦前より、水洗いによる米の栄養分成分の損失防止を目的として、農林水産省食品総合研究所等を中心に、長く研究が続けられていたそうです。
また、製造装置も昭和5年頃より、なめし皮やポリウレタンなどでの研磨方式や、静電気を利用した静電分離方式、精米機に噴風精米装置を組み込んだ研米機などが開発されました。
昭和50年に水を使って精米する加湿精米機が開発され、無洗米時代の幕開けとなりました。
その後研究が進み、平成3年頃より現在のような無洗米が販売されるようになりました。
A4 普通の炊飯器で、問題なく無洗米を炊くことができます。
最近では、無洗米対応の炊飯器も市販されています。
A5 弊社のTWRの保存試験では、一般精米より脂肪酸度の数値が低く、品質低下が少なく、品質保持期間は長くなります。
ただし、一般家庭では、普通白米と同じく夏場で2週間、冬場で1か月程度の目安がよいと思います。
A6 TWRを作るNTWPシステムは、少量の水を加えて白米の表面のヌカを柔らかくし、熱付着材(タピオカ)によって湿ったヌカを分離するため、水分もタピオカに吸着され排水はまったく出ません。
A7 無洗米は洗い過ぎによる「旨み層」の流失が抑えられますので、食味が低下しません。
また、付着ヌカによる水の吸水阻害が生じませんので、1粒1粒が十分に米粒中心部まで吸水し、加熱時に粒全体に十分な熱伝達がなされ、美味しいご飯を炊くことができます。
A8 スーパーなどで購入することができます。
デザートや中華料理の食材として広く使用され、ホームページなどでも料理法やレシピが数々紹介されています。ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
→熱付着材(タピオカ)とは?