GLOBAL
     

社会貢献(CSR)

教育・研究に対する支援

「日本が世界で、さらに伸びていくための資源は頭脳しかない。大学は日本の将来を担う優秀な人材を育てる場所であり、これを支援することは企業としても一市民としても社会的な義務である」と考えています。

世界の三大主食である米、小麦、とうもろこしの分野で長年にわたる実績を誇るサタケは、日本に限らず広く世界の穀物科学の研究を支援し、穀類加工技術の教育・研修にも力を注いでいます。

(1)財団法人広島大学後援会

広島大学の教育・研究活動に対する支援を通して、国内外の学術研究の進展に寄与することを目指し、1997年6月にサタケ基金を設立。以後、財団法人広島大学後援会への支援を継続的に行っています。

(2)世界の大学への研究支援

アメリカでは穀類加工技術のメッカ、ルイジアナ州立大学やアーカンソー大学ならびにカンサス州立大学に精米プラント等の寄贈や寄付を行っています。イギリスではマンチェスター大学(旧マンチェスター工科大学)に「穀類加工研究センター」を設立し、若い優秀な研究者を育成しています。


(3)各種セミナーの開催、国際協力機構への協力

アメリカ、イギリス、中国をはじめ、世界各国で精米セミナーや製粉セミナーを開催し、穀類加工技術の発展に貢献しています。

また、1973年より国際協力事業団機構(JICA)の研修コースとして、精米加工技術に関する研修を実施しています。

(4)食育への取り組み

サタケは食育支援として2005年7月より「お米の学校」を開催、お米の学習や精米体験等を実施しています。

「お米の学校」について

(5)美味技術学会

美味技術学会は、食に係わる課題を具体的に取り上げ、産官学分野の専門家をはじめ生産者や消費者が連携・協力して解決のための論議を起こし、美味技術のあるべき姿を求めていくことを目標に平成14年2月に設立され、今日まで多様な活動を続けています。サタケは美味技術学会に対し事務局として、またさまざまな角度からの支援を行っています。

「美味技術学会」ホームページ

芸術・文化・スポーツ・地域振興に対する支援

地元に根を下ろした企業を目指し、サタケは地域の活動に積極的に参加しています。またスポーツや芸術・文化を支援する活動も行っています。

(1)サタケメモリアルホール

サタケメモリアルホールは、広島大学創立50周年記念事業の一貫として同窓生や企業等の寄附により設置されました。佐竹利子代表個人としても建設資金の大半を協力しています。1000人収容できるホールは、音楽や演劇等の芸術活動、国際会議や学術シンポジウム等の教育研究活動、また地域住民の交流の場として多くの方々に利用されています。

(2)地域再生・活性化事業「豊栄プロジェクト」

東広島市豊栄町をモデル地区とし、産官学民の連携により、人の絆を大切にした元気な町づくりや、新しい事業・雇用の創出などを通して地域の活性化を図る「豊栄プロジェクト」を発足。古民家再生により整備したレストラン・情報発信拠点「豊栄くらす」を中核に、自転車ツーリングやアグリツーリズムなどの観光事業、近隣施設・団体等とも連携した芸術・文化事業など「里山テーマパーク化」を目指した取り組みを行っています。

「豊栄くらす」について

(3)スポーツ選手への支援

サタケは、「ITF women東京」ダブルス優勝など、多くの大会で好成績を挙げている女子プロテニスプレーヤーの二宮真琴選手とスポンサー契約を締結し、GABAライスの提供などを通して、主に食事の面から選手活動を支援しています。

「二宮真琴選手」について

(4)コンサートへの支援

2005年より第九ひろしまコンサートへ特別協賛しています。これは広島交響楽団と市民合唱団が一体となった、市民参加型の音楽イベントです。その他にも、ジャズ・オペラ等さまざまな音楽・演劇への支援もしています

(5)落語会の開催

2003年より毎年11月にサタケメモリアルホールにおいて、落語家・桂文珍氏の独演会を開催しています。これは3代目代表佐竹覚の志を偲ぶとともに伝統話芸の興隆に寄与するために行われているものです。