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歌舞伎をサタケも導入?

2024.02.05

 日本には多くの伝統芸能があります。時代によって多少の流行り廃りはありますが、長らく続いてきたものには深みや味わいがありますねえ~。能・狂言・人形浄瑠璃(文楽)・日本舞踊・雅楽・神楽・落語など、現在でも数多く演じられ観客を魅了しています。
 
 その中の一つに歌舞伎があります。筆者も歌舞伎座や浅草公会堂、平成中村座などで観劇しましたが、迫力や美しさ、面白さには心を動かされます。歌舞伎の中でひときわ喝采を浴びるのが「見得」や「にらみ(睨み)」のシーンではないでしょうか。特に「にらみ」は成田屋のお家芸であり、江戸時代には「團十郎に睨まれると一年間無病息災で過ごせる」と言われていたそうです。こりゃまた、すごい御利益ですなあ~。

 その「にらみ」ですが、実はサタケにも存在するのです!!まさか社長が新年の始業式に壇上から従業員に演じるわけではありません。「にらみ」と名付けられた当社の製品のことです。「とんと聞いたことがない」「今年の新製品なの?」という疑問も当然です。なぜなら、海外向けに販売している「NIRAMI(にらみ)」という名の光選別機だからです。

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 「NIRAMI」は穀物・豆類・種子などを効率的に選別するため、フルカラーカメラや赤外線カメラ、最新の画像処理技術などを駆使しており、コメ・小麦・コーン・レンズ豆・マスタード・コーヒー豆・プラスチック片などに混入している不良品を選別除去します。まさに、不良品に「にらみ」を利かす役割をしているのです。
 
 おかげさまで海外での評判も良く、顧客先に数多く導入されています。そのため担当者は「どうして売れないのか!」「もっと頑張れ!」というような、上司からのこわ~い「にらみ」を利かされずに済んでおり、大向こうからも「佐竹屋!」という声が聞こえてきそうです(笑)。

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