製品・技術
2025.08.04
No.25-016 / 2025年8月4日
生産支援システム「KOMECT™」がクボタ「KSAS」と機能連携
― 圃場データを連携し、効率的なデータ活用を実現 ―
株式会社サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表取締役社長:松本和久)が提供するライスセンターや精米工場向け生産支援システム「KOMECT™」は、2025年8月4日より株式会社クボタ(代表取締役社長:北尾裕一)の営農支援システム「KSAS」と機能連携を開始します。
「KOMECT(コメクト)™」はライスセンターや精米工場などでDX(デジタル・トランスフォーメーション)を活用し、生産情報の収集・活用や生産性の向上、顧客の利益改善などを図る生産支援システムです。第一弾として収穫から乾燥、調製、計量までの工程を見える化することができるライスセンター(RC:主に大規模生産者)用 KOMECT™を4月1日より販売開始しました。
「KSAS(ケーサス)」は、クボタが提供する農業経営課題の解決をサポートするインターネットクラウドを利用した営農支援システムです。パソコン・スマホを利用して電子地図を用いた圃場管理、作業の記録、進捗状況の把握など農業経営を「見える化」します。
今回の連携により、KSASに登録済みの圃場データをKOMECT™に取り込むことができるようになります。KOMECT™の新規利用にあたって、KSASの利用者は圃場データの二重登録が不要となり、稲の生育や施肥の管理などのプレハーベストの工程から、乾燥や調製、計量などのポストハーベストの工程まで幅広い工程のデータを、1つの圃場データに効率的に集約することができます。
今後もKOMECT™の導入推進を図り、お客様の利益改善や、生産性の向上などに貢献していきます。
※「KSAS」は、株式会社クボタの登録商標です。
以上
【別紙】
1.連携機能
【KSASとの連携機能について】
クボタが提供するデータ連携ツール「KSAS API」を用いてKSASで管理されている、圃場データをKOMECT™側へ取り込むことができます。取り込む圃場データの項目は「圃場名」「作付品種」「地番」「面積」の4項目です。「KSAS API」が提供する情報を使用して、上記圃場データを生成しKOMECT™側に取り込みます。
【KSAS APIの詳細】
https://developers.ksas.kubota.co.jp/
2.連携料金(税別)
12,000円(1年間、毎年更新)
※KOMECT™、KSASの利用料金は上記に含まれません。
3.お申し込み
KOMECT™の専用サイトからお申し込みいただけます。
【KOMECT™とは】
ライスセンター(RC:乾燥調製施設)、共乾施設(CE:乾燥調製貯蔵施設)、精米工場(RMF)、炊飯工場(RCF)の各施設(現場)において、DXを活用しながら設備の自動化や各種データの収集・統合などを行い、生産性・品質の向上や省人化、利益改善などを図る生産支援システム。「Kome(米)」と「Connect(接続)」を組み合わせた造語で、米に関わるさまざまなもの(情報・知見・人・機械など)をつなぐという意味を持ちます。
【KOMECT™ ホームページ】
https://www.komect.jp/
【KSAS ホームページ】
https://agriculture.kubota.co.jp/ksas/
(本リリースへのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報部)
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