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2025.09.02
No.25-019 / 2025年9月2日
「KOMECT™」が「アグリノート」と圃場データを連携
― 圃場データの入力作業の省力化と利活用を実現 ―
株式会社サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表取締役社長:松本和久)が提供するライスセンター向け生産支援システム「KOMECT™」は、2025年9月2日よりウォーターセル株式会社(本社:新潟県新潟市中央区笹口2-13-11、代表取締役社長:渡辺拓也)の営農支援アプリ「アグリノート」と機能連携を開始します。
「KOMECT(コメクト)™」はライスセンターや精米工場などでDX(デジタル・トランスフォーメーション)を活用し、生産情報の収集・活用や生産性の向上、顧客の利益改善などを図る生産支援システムです。第一弾として収穫から乾燥、調製、計量までの工程を見える化することができるライスセンター(RC:主に大規模生産者)用 KOMECT™を4月1日より販売開始しました。今後は精米工場向けシステムの展開も計画しています。
「アグリノート」は、ウォーターセルが提供する営農支援アプリです。農場を航空写真マップで可視化し、農作業および圃場の管理やメンバー間の情報共有をサポートします。アグリノートを用いることで、圃場や作付計画、日々の農作業記録などの営農情報をデジタル化することが可能になり、管理者と従業員の情報共有や営農状況の見える化が実現できます。
今回の連携により、KOMECT™を導入する際にすでにアグリノートに登録済みの圃場データ(圃場名・作付品種・圃場の位置情報・面積)を自動かつ無償で取り込むことができます。そのため、一から情報を入力する手間が不要となり、利用開始までの時間を短縮できるだけでなく、入力ミスの防止や作業負担の軽減にもつながります。
今後も機能連携の範囲を拡大し、KOMECT™の導入を簡便化することにより、お客様の利益改善や生産性の向上などに貢献していきます。
以上
【別紙】
1.連携機能
【アグリノートとの連携機能について】
アグリノートで管理されている圃場データをKOMECT™に取り込むことができます。
取り込む圃場データの項目は以下の4項目です。
・圃場名 ・作付品種 ・圃場の位置情報 ・面積(a)
2.料金体系
無料
※KOMECT™、アグリノートの利用料金は上記に含まれません。
3.連携方法
KOMECT™のシステムから連携機能を有効化することで、アグリノートで管理されている圃場データを取り込むことができます。
【KOMECT™とは】
ライスセンター(RC:乾燥調製施設)、共乾施設(CE:乾燥調製貯蔵施設)、精米工場(RMF)、炊飯工場(RCF)の各施設(現場)において、DXを活用しながら設備の自動化や各種データの収集・統合などを行い、生産性・品質の向上や省人化、利益改善などを図る生産支援システム。「Kome(米)」と「Connect(接続)」を組み合わせた造語で、米に関わるさまざまなもの(情報・知見・人・機械など)をつなぐという意味を持つ。
4.ご参考
【KOMECT™ ホームページ】
https://www.komect.jp/
【アグリノート ホームページ】
https://www.agri-note.jp/
(本リリースへのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報部)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。